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宮崎―ソウル便、韓国アシアナ航空が3年半ぶり再開

韓国アシアナ航空は27日、宮崎―ソウルの定期便を再開した。毎週水、金、日曜の3便を運航する。新型コロナウイルスの影響で2020年3月から運休しており、3年6カ月ぶりの再開となった。第1便には満席の約170人が搭乗して宮崎空港に到着した。

ゴルフバッグをカートに載せたツアー客や個人客らが大きなバッグを押しながら宮崎空港のロビーに姿を現すと、宮崎県の職員らが記念品を手渡した。仕事と観光を兼ねて宮崎に来たという30歳代の女性は「美しい景色を見て、おいしいものを食べるのが楽しみ」と話した。

第1便到着前に開かれた運航再開記念式典で、宮崎県の河野俊嗣知事は「パートナーである韓国との幅広い交流がさらに広がる。ソウルを通じて世界との窓口が開けることになる」と述べた。

地元ではソウル線再開でインバウンド(訪日外国人)需要による景気浮揚の期待が高まっているが、国際定期路線を安定的に運航するには宮崎空港発の乗客の確保が大事になる。そのため宮崎県は県民の利用促進に向けて、パスポート取得費やグループ渡航、修学旅行費の一部を助成する制度を設けている。

  • 2023年9月27日
  • 出典:日本経済新聞
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