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羽田空港 “入管と税関をスピード化” 新システムを試験導入へ

増え続ける外国人旅行者の入管と税関の手続きのスピード化を図ろうと、羽田空港でそれぞれの手続きを一括で行う新たなシステムが試験的に導入されることになり、25日、報道関係者に公開されました。

羽田空港の国際線ターミナルに試験導入されるのは、入管と税関の手続きを一括で行うシステムで、1月31日に運用が始まります。

外国人旅行者や海外から帰国した日本人は、現在は、入管による入国審査と税関の検査で、それぞれパスポートや顔写真の登録が求められています。

新たなシステムでは、入管と税関がデータを共有する仕組みとなり、登録を1回で済ませることができます。

利用するためには、デジタル庁が提供するオンラインサイトで事前に必要な情報の入力を済ませる必要があるということです。

観光庁によりますと、去年1年間に日本を訪れた外国人旅行者は2500万人を超えてコロナ禍前の8割近くまで回復していて、さらなる増加が予想される中、空港での混雑の緩和が課題となっています。

  • 2024年1月25日
  • 出典:NHKニュース
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