開港!シェムリアップ・アンコール国際空港、旧空港から全発着便移管へ
カンボジアのシェムリアップ国際空港(REP/VDSR)は、2023年10月16日から新空港「シェムリアップ・アンコール国際空港」の供用を開始しました。これに伴い、すべての発着便が旧空港から移管されています。空港コードは、国際航空運送協会(IATA)により“SAI”と、国際民間航空機関(ICAO)から“VDSA”が付与されています。
旧空港は市内から約7km、世界遺産のアンコール遺跡から約5kmの位置にありました。遺跡保護の観点から、大型機の就航や空港拡張が難しくなり、更なる観光客誘致も目指すために新空港建設が決定しました。
新空港は2020年3月に着工し、2023年に完成。市内から約42km、アンコール遺跡から約40kmの場所に位置します。年間700万人の乗客に対応でき、空港全体の面積は約700ヘクタールで38機分の駐機スペースを確保。旧空港よりは遠いため、中心部へのアクセスには時間がかかるようになります。
● 2023年10月23日
●出典:FlyTeam
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