シンガポール航空、新型スイートを東京/成田〜シンガポール線に投入再開 広々としたダブルベッドに
シンガポール航空は、東京/成田〜シンガポール線にエアバスA380型機の投入を再開することに合わせ、10月29日から新型スイートのサービスを再開した。
スイートは座席とベッドを別に配置した個室空間。座席はポルトローナ・フラウ製のフルグレイン・レザーを使用しており、45度まで深いリクライニングが可能。向きも自由に変えることができる。ドアはスライド式、窓のブラインドはボタン操作で開閉できる。
個室内には32インチタッチスクリーンモニターを配置し、タブレット端末から画面操作が可能。エンターテインメントをまるで自宅のテレビで楽しんでいるかのようなフライトを楽しめる。前後の座席2席の間仕切りを取り払った「ダブルスイート」では、ダブルベッドにすることもできる。
新仕様のエアバスA380型機には、2階部分にスイート6席、ビジネスクラス78席、1階部分にプレミアムエコノミークラス44席、エコノミークラス343席の計471席を配置している。このうちダブルベッドにできるのは、1Aと2A、1Fと2Fの座席を利用した場合のみとなる。
食事はあらかじめ予約できる「ブック・ザ・クック」から、出発24時間前まで注文できる。和食は京都の老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘氏が監修している。
2017年12月18日から新仕様機の運航を開始し、シンガポールとロンドン、シドニーなどを結ぶ旗艦路線に投入していた。新型コロナウイルスの感染拡大時には運航を停止し、保管していた。コロナ前に19機を保有していた同型機は、需要の増加に合わせて12機を運用に戻す見通し。
- 2024年1月19日
- 出典:TRAICY(トライシー)
-
CATEGORY
-
ARCHIVES